赤ちゃんの授乳タイム、ママにしかない特別な時間で、私はとても好きでした。
小さい口で一生懸命おっぱいを飲んでいる姿を見ていると、ついニヤニヤしてしまったりして、疲れていてもホッとできるひと時ですよね。
でも、第2子を出産した時に私の授乳タイムはハラハラすることがたくさんありました。
第1子の時にはあまりなかったのですが第2子は授乳中にほぼ毎回むせるんです!!
おっぱいを飲みながら、顔を真っ赤にしてむせている姿を見ていると、苦しいんじゃないか、呼吸困難になっちゃうんじゃないかなど、とても心配になってしまいました。
あまりにもむせるので、
と不安にもなりました。
そんな不安を検診のときに相談したら、
実は私と同じような悩みを持っているママはたくさんいる
って事を先生から教えてもらったんです!
それを聞いて、なんだか自分と同じ不安を持っている人の不安解消に繋がればいいな!と思い、
- 先生から教えてもらった対処法
- 実際に自分がやってみて効果のあった対処法
などを紹介したいと思います♪
目次
むせた時の基本の対処法はコレ!
赤ちゃんがおっぱいを飲みながらむせていたら、びっくりしちゃいますよね。
- 呼吸困難になっちゃうんじゃないか?
- 何かの病気なんじゃないか?
と不安になってしまいますが、基本の対処法を覚えておけば安心です。
まずはいったん授乳を中断して
縦に抱っこして落ち着かせる
背中をさすってあげて、赤ちゃんの気持ちも落ち着かせてあげると良いですよ♪
慌てて寝かせてしまったりすると、万が一吐いてしまったときなどに危険なので、必ず縦に抱くことを覚えておいてください!^^
授乳でむせる原因は?
授乳のたびにむせていると、病気なんじゃないかな・・・って不安な気持ちも湧き上がってくるもの。
でも、赤ちゃんが授乳でむせる原因は、病気以外のことが多いんです。
誰にでも当てはまることが原因なので、むせる原因を知っておくと安心できます。
ここからは代表的なむせる原因を説明しますね♪
そもそも飲むのが上手じゃない!
まず、そもそも赤ちゃんは飲むことが上手にできません。
大人にとっては当たり前にできていることなので、想像もつかない原因ですが、赤ちゃんにとっては飲み物を飲むという行為に慣れていません。
しかも、授乳の体勢は仰向けに近い状態です。
仰向けで飲み物を飲んでいれば、大人でもむせやすいですよね。
ちょっと角度を上げてあげたり、赤ちゃんの首が座って、自分で角度を調節できるようになるとむせる回数も減ってきますよ。
母乳やミルクの出る勢いがスゴい!
母乳の場合は特に気が付きにくいのが、この原因です。
母乳やミルクの出る勢いが、大人が思っている以上にすごい場合があります。
息子も母乳を飲ませているとよくむせていましたが、おっぱいから口を離したら母乳がピューっと息子の顔にかかってしまったことも多々ありました。
その時はあまり気に留めていませんでしたが、大人も勢いよく口の中に飲み物を注ぎ込まれたらむせてしまいますよね。
まるで水鉄砲で水を飲むような感じです。
母乳では調整しにくいことですが、哺乳瓶を使っている時には吸い口の穴の大きさを変えてみるなどの工夫をしてみましょう。
哺乳瓶の吸い口が合っていない!
あまり気にせずに選んでいる哺乳瓶の吸い口ですが、実はこれとっても大切なポイントです。
哺乳瓶の吸い口は赤ちゃんの月齢に合わせて作られています。
大きさや、ミルクの出方にも違いがあるので、月齢に合っていない吸い口を使うと、大量にミルクが出てきてしまいむせる原因にもなります。
眠いから!
この原因を聞いたときに「え?」って思うママも多いでしょう。
眠いだけなの?って思いますよね。
私も先生からその話を聞いた時に、まさに「え?」って聞き返したものです。。。^^;
赤ちゃんは1日のほとんどを
寝て過ごしている!
そんな赤ちゃんにとって授乳はとても体力を使う行為で、疲れてしまって授乳中に寝てしまうこともしばしば。
私は良く寝かしつけのために授乳をしていましたが、この眠いことがむせる原因になっているんです。
眠くてうとうとしながらおっぱいを飲んでいると、普通に飲んでいてもまだ飲むことが下手な赤ちゃんが、さらに上手に飲めなくなってむせてしまうんです。
眠くなりすぎると必要量が飲めないこともあるので、タイミングも大切ですね。
むせて苦しそうだけど大丈夫!?
顔を真っ赤にしてむせていると、赤ちゃんが苦しそうで心配になりますよね。
赤ちゃんがむせて苦しそうだけど、大丈夫なの?と不安になっているママたち。
安心してください。
ほとんどの場合、大丈夫です。
先ほど説明した赤ちゃんがむせる原因や対処法をしっておくと、赤ちゃんがむせていても冷静に対応できますよね。
ただし注意が必要な場合もあることは事実。
ちょっとそれについて書いてみますね。
肺炎や気管支炎になる可能性はあるの?
むせていると気になるのが、肺炎や気管支炎の可能性ではないでしょうか?
私自身も、やっぱり最初は心配でしょうがなく小児科の先生に相談したんですが、先生曰く
赤ちゃんがむせていても
肺炎や気管支炎になる可能性は
とても低い!
って事でした。
むしろ、むせることによって、
「ミルクが気管支や肺に入らないよう気をつけてくださいね!」
というのが先生からのアドバイス。
それ以来、授乳の姿勢をこまめに変えたり角度を変えたりしながら授乳をするようになり、むせることはかなり少なくなりましたね。^^
チアノーゼには注意が必要!
肺炎や気管支炎の心配よりも、注意が必要なのがチアノーゼなんですって。
これは、無呼吸で血液中の酸素濃度が低下しているときに起こる症状です。
赤ちゃんがむせてしまって、無呼吸状態となるとこのチアノーゼを起こしてしまう可能性があります。
チアノーゼは20秒以上続くと脳に障害などの悪影響を及ぼす可能性があります。
このような説明を受けると、とても怖くなりますが、20秒って実際に測ってみると結構長いものです。
赤ちゃんがむせて少し息苦しくなってチアノーゼを起こしても、すぐに戻ればそれほど心配しなくても大丈夫ですって先生も言っていました。
ただ、チアノーゼの症状が20秒近く起こった場合には、すぐに医師に相談しましょうね。
まとめ
初めての育児をしていると、分からないことがたくさんあって不安になることも多いですよね。
これは、初めての子どもだけじゃなく、2人目、3人目になっても個性があるので、毎回初めての経験を重ねていきます。
授乳でむせる赤ちゃんは、初めての時にはすごくびっくりして、不安に思うことでしょう。
実際、私もそうでした。
呼吸困難になっちゃうんじゃないか?気管支などに病気があるんじゃないか?などの不安に駆られていましたが、むせる原因を知ってからは安心して授乳することができるようになりました。
赤ちゃんが成長して、飲むのも上手になってくると、むせることもほとんどなくなります。
授乳のたびにむせていたころが懐かしく感じるほどです。
赤ちゃん(特に新生児)のうちは、多少むせていてもほとんど心配はいりません。
チアノーゼなど、普段と違う症状が現れた時には、かかりつけの医師に相談してみると良いでしょう。
赤ちゃんは日々成長しています。
飲み方も上手になってくるので、焦らずに個性に合わせたスピードで授乳していきましょう。