さくらんぼ計算とは?減点される理由や始まった時期を親目線で解説
子供の宿題を見ていて「あれ?」って思ったことはありませんか?
息子が小学校1年生のときに、私がつまずいたのが「さくらんぼ計算」です。
さくらんぼ計算と聞いて、ピンと来ない人も多いでしょう。
算数なのに、かわいいネーミングだな~なんてぼんやり思っていましたが、実はこの「さくらんぼ計算」きちんと解かないと減点になることも。
親世代が知らなくても
子供の宿題を分からない
とは言えない!
ということで、さくらんぼ計算について調べてみました。
さくらんぼ計算のやり方や、いつから使われるようになったのかなど、さくらんぼ計算について調べた結果を紹介していきますね。
さくらんぼ計算って何?
まず知っておきたいのが、さくらんぼ計算って何?という点です。
さくらんぼ計算は、計算方法のひとつで、
足し算や引き算のときに
右の数字を2つに分けて10のかたまりを作って
のこりを1の位の数字にするというもの
この分解したときの図式がさくらんぼのように見えるので「さくらんぼ計算」と呼ばれています。
左側の数字が10になるように、右側の数字を上手に分解することがポイントです。
繰り上がりの計算を簡単にできるようになるテクニックですが、上手に活用すると1桁の足し算だけでなく、2桁、3桁の計算もスムーズにできるようになります。
さくらんぼ計算のやり方!
ルールが分かったところで、さっそくやり方の説明です。
例えば、8+6の計算をするときに、
足される数(左側の数字・・・この場合は8)が10になるように足す数(右側の数字・・・この場合は6)を分解していきます。
8は2を足すと10になるので、足す数である6を2と4に分けます。
8+2=10なので、10と残りの4を足した14が答えになります。
1年生では習いませんが、2桁同士の足し算にも応用できます。
78+35の計算をするときに、78を切りの良い数字になるように35を分解します。
この場合、78に2を足して80にして計算すると簡単です。
78+2=80なので、35を2と33に分解します。
80+33=113とスムーズに答えを導き出すことができます。
正しく使わないと減点ってホント?
さくらんぼ計算という名前はしらなくても、この計算方法を使っていた人は多いのではないでしょうか。
算数の応用的な考え方で、頭の中でさくらんぼ計算をしていたという人もいます。
それを計算式として記入しなくてはいけないので、子供にとっては難しい場合もあります。
さくらんぼ計算の理屈は分かっていても、他の計算方法の方が得意という子もいます。
でも、今の算数では
さくらんぼ計算をしないと減点
されてしまうケースもあります。
特にさくらんぼ計算を習った後のテストは、さくらんぼ計算で答えを出していないと、×になることもあります。
息子が1年生のときのテストで、さくらんぼ計算をするように指示がでていなくて、もちろん式の下にもさくらんぼの形の〇の表記などもなくて、暗算で計算したら、答えは合っていたのに△になっていたことがありました。
理由は
さくらんぼ計算をしていないから。
なんだか腑に落ちなかったので、インターネットでいろいろ調べてみたら、やはり同じように疑問を抱いている保護者の方は多くいました。
もちろん、「さくらんぼ計算をしなさい」という問題であれば、さくらんぼ計算をしていなかった息子は減点対象となりますが、特に指示がない場合に減点されることの意味も分からないですよね。
私自身も息子になぜ減点になったのか正しい説明ができなくて非常に困りました。
しかも、その後家庭学習でさくらんぼ計算をやらせたら、さくらんぼ計算の仕組はきちんと理解していたんです。
その後息子には、
暗算で解くときにも念のためさくらんぼ計算をして、2回とも同じ答えが出てればより正確だから、面倒だけどやってごらん
と指示をしてやらせていますが、これが正しい指導の仕方だったのか?いまだによくわかりません。
インターネットの声を見ると、さくらんぼ計算でつまずいてしまって、答えを導き出せるのに、さくらんぼ計算ができないから正解できずに、算数自体が苦手になってしまったという子もいるようです。
さくらんぼ計算、なんのためかわかりませんでした😅そろばんで数の概念先に理解していたので、子供も苦労してました。
— Yo(^o^)/ (@Yoo78901646) February 4, 2020
違うやり方で減点、は確かに行き過ぎですが、まあ、公立の横並び教育だとコレ以外でもありがちなのでね……(^◇^;)
でもホント、さくらんぼ計算は一時期ですよ、筆算始まったらやりません。ただ「繰り上がり」「繰り下がり」のイメージはつきやすいかと。— 迷子のエレン (@Quartz_inQuartz) February 2, 2020
⁉️さくらんぼ 計算⁉️
孫 さくらんぼ計算🍒で錯乱‼️学校でわからなかったようで 算数やだー
よーく聞いてみると
🍒さくらんぼの右左 同じでないと
おかしい‼️
と言うんです…🙄🙄🙄🙄🙄なるほど そこか‼️✨
6は 3と3でできるはわかる
5と1は さくらんぼでないと😱#驚きと感動リレー1113 pic.twitter.com/iFBmpEczLR— キラリン@いつまでもときめいて (@HnFSOf5Yq9HCYiY) November 13, 2019
答えが合っていれば良い気がしてしまいますが、今の学校では答えにたどり着くまでのプロセスが重視されてしまうようです。
大人になると、何においても、プロセスよりも結果が重視されることが多いので、より算数のプロセスを重視する今の学校教育に違和感がありました。
さくらんぼ計算はいつから使われるようになった?
さくらんぼ計算をしないことで減点までされてしまう、この算数のテクニックですが、30代半ばの私は知りませんでした。
主人に聞いても知らなかったので、一体いつから始まったのか気になり調べてみました。
すると、2005年頃からスタートした計算方法のようです。
約15年前なので、今の高校生ぐらいを境に、さくらんぼ計算を習ったかどうかが別れるようです。
確かに、私の姪っ子たちも、中学生の姪っ子、甥っ子はさくらんぼ計算を知っていますが、大学生の姪っ子は知りませんでした。
ちなみに学校で習うのは、小学校1年生です。
くり上がりの足し算で習うので、それまでにママたちも理解しておいたほうが、宿題をチェックするときにハラハラせずに済みますよ。
まとめ
さくらんぼ計算は、今の小学校算数では当たり前のように使われている計算方法ですが、親世代にとっては馴染みがなく、戸惑う場面も多いですよね。答えが合っているのに減点されると、子どもも親も「なんで?」と納得できない気持ちになります。
大切なのは、さくらんぼ計算そのものを完璧にさせることよりも、「なぜこのやり方を学んでいるのか」を理解させてあげることです。10のまとまりを意識する考え方は、今後の計算の土台になります。一方で、子どもによっては別の方法のほうが理解しやすい場合もあります。
学校では途中式や考え方が重視される場面があるため、減点されることもありますが、それで算数が嫌いになってしまっては本末転倒です。親としては、結果だけでなく頑張った過程を認めつつ、必要に応じて学校のやり方にも寄り添う姿勢が大切でしょう。子どものペースを大切にしながら、一緒に算数を乗り越えていけるといいですね。
