こんにちは!ナオ☆です!
夫の扶養から抜け出したいの第8話でございます。
更新が遅くて本当に申し訳ない!なぜならば、なぜならば。
親知らずを抜いたから!
(抜いたから~抜いたから~抜いたから~コダマ)
右の奥歯なんですが、ズキズキズッキュンで全く筆が進ませられない!という状態だったんです。
今はだいぶ収まって、半分が『愛』でできているバファリンのおかげで集中して執筆ができています(笑)
おっと、話がずれたぜ!
ふよぬけもちょっと話の核になる中盤戦にとちゅにゅう(突入)です。(タイプピングミスったけど、可愛いからあえてこのままに)
前回はモラハラ夫つとむのバックボーンというか、ももこさんのどこに惚れた!っていうモラハラ化する前?のつとむが垣間見えましたね~☆
でも結局は『誰のおかげで生活できると思ってんだ!』という昭和臭さ満開の考えを持ち始めたことで、モラハラ夫化に一直線超特急でした。
で、第8話(書籍版では第9話にあたります)です。
この第8話では、さらにももこさんとつとむの間の深い亀裂がさらに深くなります。
どんな爆弾発言が飛び出すのでしょうか。
それでは、『ふよネタ副ダンぜひ読ん』スタートゥ!!
【閲覧注意!ココカラネタバレ!】:誰かに迷惑かけた?
求人雑誌を広げて、職探しをするももこさん。
しかし、小さなたるとくんの保育園も決まっておらず、面接にすらたどり着けていません。
『保育園落ちた日本死ね』というパワーワードが社会現象を起こしたように、保育園をめぐるワーママ達の苦悩は、ももこさんにも降りかかっていました。
数日前には市役所の保育園入園係に相談に言ったものの、やはり保育園の入園はかなりの『待ち』が。
しかも、ももこさんの場合、『休職中』ということと、『時期的にあまりよろしくないタイミング』での申し込みということもあって、他の待機児童たちよりも条件が厳しいという現実を突きつけられます。
この『求職中』というワーママステータス。
実は保育園の入園にものすごく関係があるんです。
昔は申し込んだら即入園というのが当たり前でしたが、ここ数年で状況は一変しています。
人口減少と言われてはいるものの、それはあくまでも地方の話。
首都圏や大都市圏に人口が集中するあまり、保育園や幼稚園のような幼児施設は、軽くキャパシティを超えてしまっているんです。
地方格差とか色々言われてはいますが、そうした問題が待機児童を増やす原因の一つにもなっていることから目をそむけてはいけません。
一応このブログは、副業をする妻を持つ旦那様向けに執筆しているんですが、保育園が決まらないという奥様に対して、「そのうち決まるよ」という言葉は厳禁です。
そのうち決まると思っていたら、あっという間に小学校入学ということにもなりかねません。
ワーママ達の『保活』はかなりのサバイバルワールドだということを覚えておくべきです。
ももこさんも、保活に関してはかなりシビアに考えているようで、現在のももこさんの保活ステータスで、できることは、
- 認可外保育施設への入所を検討すること
- ベビーシッターを雇って待機状態をアピールすること
の2つ。
しかし、この方法では『お金がないのにお金がかかる』という悪循環に陥ってしまいます。
第一、モラハラ夫つとむが許すはずがありません。
絶望的な保育園の空きを待ちながらの就職活動と、モラハラ夫つとむの存在は、まさに『四面楚歌』、『前門の虎、後門の狼』と言った具合です(なんかプロレスの解説チックw)
それでもめげずにポジティブ就活!
『どうせなら楽しく働けるところを探してやるぞ!』と意気込むももこさん。
子育ての経験を活かして、子供服売り場の店員に応募するも、
『保育園が決まってからまたご応募お願いします。』という瞬殺お断り。
その他にも、
『お子さんが病気の時はどうされますか?』
『繁忙期は残業をお願いすることもあるのですが』
『遅番も出て頂かないと他の社員との公平性が』
『助けてあげたい気持ちはあるのですが…うーん』
というお断りせざるを得ない状況に。
面接にすらこぎつけられないももこさん。
まさに崖っぷちに立たされます。
そんな時に、モラハラ夫つとむ襲来(でででんでででんでででんBYゴジラのテーマ)
そして、口からゴジラビームならぬ、モラハラ爆弾発言が…
おうおうおうおう!?
どの口がそれ言っとんねん!
お前保活知らんやろ!?
じゃったらお前が保活してみてろや!
おっと、キレチャッタ(*‘∀‘)メンゴメンゴ♡
で次の展開は、この回最大の重要ポイントなので、4コマ全部写メって(古いって!)おきました!
ん?
なんつった?
聞こえんかった?
もう一回。
ふーん。
わがままねえ…
ブチブチブチブチ
(何かがキレル音がする♪)
おいこるぁあつとむぅ!!
仕事が選べる状態じゃねーの知らんやろ?
お前良くそんなことが妻に言えるな?
手当たり次第探しても、保育園が決まってないことが原因で、面接すら受けられない事実を知ったらどう思うよ?
まじくらすよ?
(※博多弁でボコボコにするよの意)
やってまるど?
(※津軽弁で以下同上)
ハアハアハア( ゚Д゚)ハッ!!我を忘れてました!
失礼しました!
これはヒドイ。
うちの嫁さんなら『コノ金〇ヤロー!』って言って、テレビのリモコンとか『ぶんなげ』※(ファイナルファンタジーのスキル:持っている道具を敵に向かって投げつける)されるほどの失言です。
そもそも、仕事選びの段階で誰かに迷惑をかけたわけでもないのに、この言われようは最悪です。
だいたい、『あれは嫌だ、これはできないって仕事を選ぶ』事すらできません。
時間と体力に制限があるし、保育園が決まらないから思うように面接にもたどり着けないのです。
そんな心無い言葉を言われたももこさんも、ついに?
心の中で『あなたは保活しなくていいからお気楽よね』とつぶやくももこさん。
この後に及んでも、母の教えである『下手に出てればいいのよ』を守る(?)ももこさん。
まあ、ワーママ読者のみなさんは、一斉に『なんでやねん!』と声をそろえたはず。
言っちゃえばいいのに、なぜ飲み込むのか。
言ってしまって、険悪になることを恐れているのかも知れません。
でもすでに険悪じゃん(-。-)y-゜゜゜
モラハラつとむも、求人票見てあれこれ迷ってないで今できる仕事に飛び込むべきだそうです。
保活は?ねえ保活は?
あんたやんの?
やれないでしょ?
だったら、ちょっと稼いでお高めの無認可保育園とかに、たるとを入れればいいじゃん。
それができないから、就活も上手くいってないんでしょ?
そんな現実も見てないで、勝手にももこさんが頑張ってないと決めつけて溝を深くしてるのはどっちですか?
くらすよ?
ほんとに。
次の日、たるとと2人でお出かけするももこさん。
街を歩くと、やけに働く女性が視界に飛び込んできます。
意識しないようにしても、目に映る働く女性たち。
まるで、ももこさん一人が世界からはじき出されたような感覚に陥っていました。
そんなときです。
このサバサバした物言いはまさか…
読者人気ナンバーワンの毒舌親友…
はい、第8話はここまで!
あとがき
今回の第8話はまさに、今の日本の保育園事情をリアルに反映した内容で、ももこさんがどのように足掻いているのかを目の当たりにする回でした。
多分ももこさんのような働きたいけど働けないワーママさんたちは、結構多いでしょう。
そしてそんなワーママさん達のダンナさんも、今回のつとむのように、「選ばなきゃどんな仕事でもあるだろうよ」と考えている人ばかりかも知れません。
一応、僕元マックの店長でかれこれ200人くらい働きたい主婦の方を面接してきた経験を言わしてもらうと、小さいお子さんがいるワーママさんって、けっこう採用する側としても採用しづらいんです。
企業ですから、どうしても生産性を重視してしまいます。
言うならば、費用対効果ですわ。
30,000円で求人広告を出して、トレーニングやらなんやらで一人前にするまでの投資に、大体トータルで10万円近く使うのが、マックのパート育成です。
小さなお子さんがいる場合、働ける時間帯も15時までや16時までと制限されてしまいます。
お店側としては、高校生が夕方から働いてくれるので、高校の授業が終わってシフトに最速で入れたとしても、16時半もしくは17時までの時間は主婦の方々に頑張ってもらう必要があるんです。
なので、15時や16時までしか働けない主婦の応募者の人って、17時まで働ける主婦よりも採用基準が高くなるんです。
まあ、僕が働いていたのは10年前なんで、今はそんなことないかも知れませんが、それがパート主婦を雇う側のリアルです。
10万円も投資して、一人前の人材にしたのに、一番必要な16時~17時は働けない。
スケジュールニーズにマッチしていないため、コスパが悪いですよね。
企業としては利益を出さなくてはいけないため、どうしても費用対効果で生産性の高い17時まで働ける主婦を採用しがちなんです。
こうした企業側の制限は、ももこさんが応募して面接まで行かなかった企業は少なからずあります。
地方や都市部ではもちろん事情が異なりますが、地方のパート探しはかなりシビアであるということを旦那様方も認識しておいて欲しいです。
それを踏まえると、ももこさんの立場はかなり苦しい場所にいることが理解できるはずです。
つとむと同じように「仕事を選んでんじゃねーよ」と心の中で愚痴るのか、それとも「大変だよね。もう少し頑張ってみてよ。僕も一緒に探してみるからさ」というような優しい言葉をかけるかで、奥さんの印象もだいぶ変わるはず。
保活やパート就活のリアルをきちんと知ることが、とっても大切ということを改めて思い出させてくれた第8話でした。
次回は、今回のラストに登場した毒舌親友ちゃんが再登場します!
乞うご期待あれ!
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