結婚式などの冠婚葬祭には、知っておかないと恥ずかしいマナーがありますよね。
とくにご祝儀袋の書き方って、しっかりと知ってる人は結構少ないのではないでしょうか。
実は私も、何度も失敗しているタイプの人間なんですよね。(T ^ T)
結婚式に招待されたのは嬉しい事だけど、ご祝儀袋の書き方はどうすれば良いの?とか、夫婦や家族で招待されたときのご祝儀袋の書き方は?なんて、悩み出すとキリがないですよね。
という事で、今後の自分の為にも!という思いも込めて、ご祝儀袋の書き方について調べた事をまとめましたので、シェアしたいと思います。
合わせて、中袋の書き方や、ご祝儀袋を選ぶときの注意点などもご紹介していきますね。
同じ悩みを持った人の手助けになれば嬉しいです。それではいってみましょう♪
ご祝儀袋の書き方
一概にご祝儀袋の書き方といっても、一つだけではありません。
ご祝儀袋の基本的な書き方は、以下の3つについて理解しておく必要があります。
- 表書きの書き方
- 中袋の書き方
- 金額の書き方
それでは、一つ一つみていきましょう♪
表書きの書き方
まずは表書きの書き方について説明していきます。
表書きとは、ご祝儀袋の表面に書く文字のことを指します。
結婚式の場合には、名目は「寿」「御結婚御祝」が一般的
「御祝」だけでもマナー違反にはなりませんが、できれば「寿」や「御結婚御祝」にしましょう。
こちらは売っているご祝儀袋を選ぶ時に注意して選べば大丈夫ですね。
名前の書き方
名目の下には名前を書きますが、一人の場合には、水引の下にフルネームで記入します。
名目の文字よりも少し小さめに書くのがマナー
夫婦でご祝儀を包む場合には、二人の名前を連名で書きます。右側に夫、左側に妻の名前を記入します。
名字は両方につけてOKです。
会社のメンバーや仲の良い友人グループで連名でご祝儀を包むときには、一番右側に目上の人を書くようにしましょう。
3名程度までであれば、フルネームで横並びに書いても良いですが、文字が見えにくくなるようであれば、代表者のフルネームを書いて、その左側に「外一同」と書き添えます。
その場合は、別紙に全員の名前を書いて中包みに同封するのがマナーです。
中袋の書き方
中袋は、表と裏の両面に記入が必要です。
- 中袋の表面には金額を記入
- 裏面には自分の住所と名前を記入
住所は都道府県からきちんと記入するようにしましょう。
郵便番号を記入するように枠がプリントされているものもありますが、もしそのような枠が無くても、郵便番号は記入しておくと良いでしょう。
金額の書き方
中袋の表面に記入する金額の書き方にもポイントがあります。
- ご祝儀袋はすべての文字を縦書きで記入
- 金額も縦書きなので漢数字を使用
- 漢数字でも旧漢字を使うことがマナー
↓漢数字の参考例
一 |
壱 | 七 | 七 |
二 |
弐 |
八 | 八 |
三 |
参 | 十 | 拾 |
五 |
伍(五でも可) | 万 | 萬 |
また金額の前に「金」をつけるのも忘れないようにしましょう。
三万円を包んだ場合には「金参萬円」と記入
ご祝儀の包み方
ご祝儀袋の書き方ではありませんが、ご祝儀袋の包み方にもマナーがあります。
結婚式などのお祝いごとの場合には、ご祝儀袋の裏面は上向きに折り返すのがマナー
「喜びは天を向く」「幸せを受け入れる」という意味も込められています。
反対に、お悔やみごとの場合には下向きに折り返すので、絶対に間違えないようにしましょう。
ご祝儀袋の選び方
最近ではご祝儀袋もおしゃれで可愛いものがたくさんあります。ただ可愛いからといってご祝儀袋を選んでいる人は少し注意が必要です。
実はご祝儀袋は選び方にもマナーがあるんですよ。
金額に関係なく共通しているのが結び切りの水引きであるということ
結び切りとは、水引の先がバッサリと切られている状態で、一度結んだらほどけないという意味が込められています。
蝶結びの水引は、何度もほどいて結び直せるということで、結婚祝いには不向きです。
また、3万円以下の場合には、飾りが最小限のシンプルなものが適しています。
ご祝儀袋は入れる金額の100分の1程度の金額が好ましい
金額が大きくなるにつれて、飾りが派手になったり袋自体の大きさも大きくなります。
金額が少ないのにご祝儀袋だけはとても豪華!っていうのはマナー違反なので注意してくださいね^^;
ご祝儀袋売り場では、適した金額の記載もあるので参考にしてみると良いですよ♪
まとめ
ご祝儀の書き方のマナーですが、あなたは全部理解していたでしょうか?
- 表書きの名目は、「寿」や「御結婚御祝」で
- 名前は、名目の文字よりも少し小さめに
- 中袋は、表と裏の両面に記入するべし
- 金額は、縦書きで漢数字を記入するべし
- ご祝儀袋の裏面は、上向きに折り返すべし
私も大人になるまで、なんとなく乗り越えてきましたが、自分が結婚式を行った時に、ご祝儀袋を見て一般常識のあるなしが一目瞭然でした。
年齢を重ねると、常識を知らないことが恥ずかしいことになってしまいますもんね。
なかなか教えてもらう機会もないことなので、しっかり自分で勉強しておく必要があります。
一度覚えておけば、一生使える知識なので、是非この機会に正しいご祝儀袋の書き方や、包み方などを覚えておきましょうね♪
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