薄着の季節になってふと気になったのが、ほんわり漂ういや〜なニオイ。あなたにもそんな経験ありませんか?
どこからニオってくるのかなぁ〜?やっぱ脇なの?なんて、こっそり隠れて自分のニオイを嗅いでみても、脇からはそんな嫌なニオイは感じられず。。。
う〜ん、一体どこから!?
と体育座りをして下を向きながら考えてたら、目の前にニオイの元と考えられる疑わしい部位を発見しました!
その部位とは、そう『おへそ』です!。
よ〜く見てみると、おへその中に黒い塊がちらっと見えるではないですか。
そう、ニオイの原因はなんと『へそのごま』だったのです。。。( ゚д゚)
まさか、自分のおへそから嫌なニオイがしているなんて思ってもおらず、ちょっとビックリしました (@_@)
そういえば、この『へそのごま』って、昔は周囲の大人たちから『取ってないけない!!』って強く言われていた記憶がありませんか?
そんなこんなで、いや〜なニオイを発している『へそのごま』について、過去の記憶も蘇り強烈に興味が湧いてきたので、いつものように色々調べてみました。
- 「へそのごま」の正体
- 「へそのごま」の正しい取り方
これを知っておく事で、薄着の季節も『へそのごま』によるニオイを気にする事もなく、快適に過ごすことができるでしょう。
それでは早速いってみましょう!!
目次
へそのごまの正体は?
まず知りたいのが、「へそのごま」の正体ですよね。
「へそのごま」の正体は、
身体から出ている
垢やほこりなどの
汚れの塊
もう少し詳しくまとめると、
- 身体から剥がれた皮膚や皮脂といった垢
- 着ている服の繊維や空気中に漂うホコリが混ざったモノ
- 匂いは雑菌が繁殖することによって発生するガスのせい
って感じ。
垢や汚れが固まると、あんなごまのような見た目になるなんて・・・。ちょっと驚きです。(゚ω゚)
汚れの塊なので、そこから悪臭を放っています。
へそのごまは不衛生?
塊自体が小さくても、強いニオイを発しているのは、不衛生な証拠でもあります。なんと、細菌の数はトイレの便器の水よりも多いという研究結果もあります。
- トイレの便器の水:約300個
- へそのごま :約120万個
その差、なんと4000倍近くです。ちょっと物凄い汚さですよね (・・;) 想像したくありません。。。
へそのごまは黒色?
へそのごまと言えば、黒色ですよね。ごまっていう表現だし、もちろん黒を思い浮かべますよね。
でも実は、へそのごまって元々は『白』なんです。
元々っていうより、『できたては白い』という事です。
元々は白いへそのごまに、ホコリや汚れや皮脂といったものが混ざって、それが乾燥すると黒くなってしまうそうです。
って事は、『へそのごま=黒い』は、へそのお手入れをきちんとしていませんよ!って事がバレバレという事に。。。^^;
さて、ここまで「へそのごま」の正体について迫ってきましたが、次は都市伝説とも言える『へそのごまは取っちゃいけない』の真相に迫ってみます。
へそのごまは取っちゃいけないの真相は?
年配の方が特に言うのですが、「へそのごま」は取っちゃいけないという説です。あなたも小さい頃言われた事はありませんか?
以前は、「へそのごま」はいじってはいけないと言われていましたが、現在では、おへそは週に2~3回お掃除をしたほうが良いといわれています。
その理由は、不衛生でありニオイの原因だけではなく湿疹や化膿の恐れもある為です。
へそのごまを放置しているとどうなる?
更に、長い間放置している状態でいると、皮膚に癒着してしまい、自分で除去できなくなってしまったりもします。
高齢者によくある症状で、巨大な「へそのごま」が皮膚に癒着してしまい、除去には手術が必要となるというものです。
ただ、おへその中の皮膚は非常に薄いので、間違えたケアを行うと、皮膚を傷つけてしまったり、内臓を刺激してしまうので、腹痛や下痢の原因にもなります。
取っちゃいけないと言われていたのは、これが原因かもしれませんね。
確かに私も、何度もへそをいじってお腹が痛くなった事があったので、その都市伝説的な迷信を信じていたものです。(^^;;
と言うことは、取った方が良いけど大切なのは「へそのごま」の取り方って事になりますね。誰もお腹が痛くなる事を望んでいませんので。
と言うことで、ここからは「へそのごま」の正しい取り方について調べてみましたので、紹介したいと思います。
へそのごまの取り方は?
「へそのごま」は、無理に取っては絶対にいけません。
「へそのごま」の取り方はいくつかあるので、その時の症状に合わせて適したケアを行いましょう。
入浴時にしっかり洗う
毎日のケアとしては、入浴時にしっかりと体を洗うということです。
お腹を洗う時に、おへそも洗ってしっかりと泡を洗い流しましょう。泡が残っていると、これも「へそのごま」の原因になりますので注意が必要です。
水で流すだけでなく、1日おきぐらいで良いので、指でおへその中をくるくるとなでるように洗っておきましょう。
これだけで、表面についている汚れをしっかりと落とすことができます。
オリーブオイルやベビーオイルを使う
「へそのごま」が見えている場合や、ニオイが気になる場合には、綿棒にオリーブオイルやベビーオイルをつけて、おへその中をくるくると掃除してみましょう。
綿棒だけでは、滑りが悪くてお肌を傷つけてしまう可能性があります。
「へそのごま」が取れるだけでなく、ケア後のお肌を保湿することができるので、必ずオイルをつけて優しく行いましょう。
子供の場合は、皮膚科や小児科で取ってもらう
子供のおへそのケアの場合には、無理に行うと綿棒が奥までささってしまう、などの危険が伴います。
機嫌が良い時を狙って行うことや、「へそのごま」が出来ないように、しっかりと体を洗うことが大切です。
どうしても気になる場合には、皮膚科や小児科で除去してもらうと良いでしょう。
子供の場合、予測しない動きをしたり、皮膚が大人よりもさらに薄いので、傷をつけてしまう恐れがあります。
不安がある場合には、無理に自分でケアしようとせずに、医師に相談してみると良いでしょう。
まとめ
取ってはいけないと思われがちな「へそのごま」ですが、正体を知ることで、正しいケアの方法が分かりましたね♪
身体から出ている垢やほこりなどの汚れの塊
- 見える場所にある場合は、優しく除去
- 発生しないように、衛生的に保つことが大切
- ため過ぎると、ニオイだけでなく、肌トラブルの原因にもなる
正しいおへそのケアをすることで、薄着の季節でも「へそのごま」のニオイを気にしなくて良くなるでしょう。
また大人だけでなく、子供も「へそのごま」が生成されます。
自分の子供がクサいと感じたら、オムツや口だけでなく、おへそのニオイもチェックしてみると良いでしょう。ニオイの原因がおへその場合も十分考えられますので。
意外と行き届きにくいおへそのお手入れですが、この記事を読んだあなたは正しい知識と方法を理解する事が出来たはずです。
しっかりケアをして、この夏もへそ出しルックでも楽しんでみましょう♪
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