通知表って、子供の頃も貰うときにドキドキして、中を見てほっとしたり、親に見せるのにハラハラしたりしたものですよね。
それが、親の立場になって、子供の持ってくる通知表を開くときも、同じような気持ちになりませんか?
いや、もしかしたら子供の時の気持ちよりもそれが強いかも!?^^;
我が子が学校で1学期の間しっかり頑張ってきたのか、勉強は理解できているのかなど、気になる点はたくさんあります。
その中でも、私が一番チェックしているのが、先生からのコメント欄です。
先生によって個性があり、ぎっしり細かい字でたくさん書いてくれる先生と、箇条書きで簡潔に書いてくれる先生など、そのスタイルや文字数は様々です。
学校での子供の様子などを知ることができて、先生からのメッセージに励まされることもある通知表ですが、家庭欄に頭を抱えることはありませんか。
私、実はあの欄がとても苦手だったんです。
何を書いたら良いのかわからなくて、定型文のように毎回同じような文章になってしまっていました。
でもね、なんども書いているとコツがつかめてきたというか、いい感じで書けるようになり、今では逆に書くのが楽しみになったりしてるんです。
昔と同じように悩んでいるママが、この記事をみてくれていると思うので、この記事では私のオススメの書き方のコツや記入例をご紹介していきます。
あまり書かないほうが良い内容もあるので、それについても紹介しますね。
目次
通知表の家庭欄の書き方のコツ!
まず、通知表の家庭欄をスムーズに書くためのコツは、書く項目をきちんと整理しておくことです。
家庭欄に書きたい内容といえば、
- 先生への日頃の指導への感謝
- 子供の家庭での様子
- 今後の目標や希望
などでしょうか。
これらの内容をピックアップして、上手に文章にまとめてみると、家庭欄をしっかり書くことができますよ。
それでも、やはり自分で文章にするのが難しい!という人もいると思うので、例文をいくつか作ってみたので、紹介しますね!
通知表の家庭欄の書き方 記入例!
書きたいことがあったり、書き方は分かっていたりしても、上手に文章がまとまらないこともありますよね。
特に文章を作るのが苦手な人にとっては、家庭欄の記入は悩みのタネです。
そんな人は、ぜひ記入例を参考にしてみてください。
記入例1:今後克服してもらいたい課題を伝える
いつもお世話になっております。
学校でしっかりと授業に取り組んでいるようで、とても安心しました。
夏休み中ラジオ体操は欠かさず頑張って行っていました。
2学期はもっと自分の意見をしっかり伝えられるようにしてもらえると良いなと思っています。
2学期もどうぞよろしくお願いします。
まだ学校に慣れていなくて、自分の意見を伝えられなかったり、授業中の発言が少なかったりした年に記入した文です。
夏休み中もラジオ体操に行って、生活リズムは崩さず過ごせたことも伝えました。
記入例2:家庭で感じた成長を伝える
一学期間ご指導ありがとうございます。
お友達とも仲良く過ごせているようで良かったです。
宿題になっているミニトマトの水やりや観察をきちんと続けている姿に成長を感じました。
忘れ物が多かった点は改善して行けたら良いなと思っています。
新学期もご指導のほどよろしくお願いします。
先生からのコメントで友達と遊んでいる様子などが記入されていた時に書いた文です。
忘れものの多さは連絡帳で指摘されていたので、家庭欄を使って先生へのメッセージも含めました。
記入例3:本人の良いところを伝える
毎日のご指導ありがとうございます。
今学期も本人なりに頑張っている様子が伺えて安心しました。
家庭では弟妹のお世話や家事を手伝ってくれて、とても助かりました。
苦手な漢字も克服できるように家庭でもサポートしていきたいと思います。
今学期もよろしくお願いします。
漢字がとても苦手な息子。
やはり成績もあまりよくなくて、家族で話し合った時の家庭欄のコメントです。
漢字は苦手でも、他に頑張っている面があるということを先生にお伝えしました。
気をつけて!書かないほうが良い事もある!
家庭欄には、慣れてくるといろいろな事を書きたくなるものです。
先生に伝えたいこと、学校への要望、子供の様子など、書き出すとアレコレ伝えたくなっちゃうことがありますよね。
ただ、家庭欄に書かないほうが良いこともあるんですよ。
ネガティブな事は書かない!
学校や先生に対する否定的な意見や、子供の悪口は書かないほうが良いですよ。
例えば、
- 家で親の言うことを聞かないので、学校でもっときちんと指導してください。
- 日常生活でもだらしない点が多く困っています。
- 授業についていけない子に授業ペースを合わせるのは納得いきません。
など、家でできないことを全て学校や先生に押し付けるような文や、子供の悪い点を強調して伝えるのはやめましょう。
ましてや、他の子の悪口になるようなことは書かないほうが良いです。
もし、学校側への要望がある場合には
- 家庭でも注意していくので、学校でもご指導よろしくお願いします。
など、家庭と学校が一丸となっていきましょう!というスタンスで書きましょう。
また子供の悪口は絶対にやめましょう!!
実は子供たちにとっても家庭欄は楽しみなポイントだったりします。
子供が学校に持って行くまでの間に、子供たちも読んでいたりします。
親が自分のことを悪く思っているということを知ると、誰でもショックなものですし、先生も悪い印象を持ってしまうこともあります。
誰でも悪いところはあります。
悪いところを書くのではなく、頑張っている点や、良いところを書いてあげるようにしましょう。
周囲の子についての意見も、通知表で伝える内容ではありません。
自分の子供の事ばかりを考えた内容にならないようにすることも大切です。
そもそも通知表の意味って?改めて考えてみよう!
いろいろ説明していきましたが、逆に難しく考えてしまった人もいるかもしれません。
ここで、そもそも通知表って何かを改めて考えてみましょう。
1学期間子供が頑張った様子を知ったり、得意な教科、苦手な教科を知らせてもらったりするもの
そこにはたくさんの情報が入っていて、その情報をチェックしたうえで、家庭欄があるのでより一層難しく考えてしまいがちですが、難しく考えなくても良いんです。
実は、先生によって家庭欄へのとらえ方も違います。
家庭欄をしっかり読んでいる先生もいれば、簡単に読み流している先生もいます。
先生にとっては家庭欄はそれほど重要なポイントではなく、家庭できちんと通知表を見てくれているということが大切なんです。
まとめ
子供の持って帰ってくる通知表は、毎回ドキドキしながら受け取ります。
もちろん良いところもあれば、悪いところもあるでしょう。
家庭欄に書くことばかりに気を取られて、子供が1学期間頑張ってきたことを見逃さないように、内容をしっかり見てあげることが一番大切です。
学校によっては、家庭欄が廃止になっているところもあります。
負担に感じることなく、先生への感謝や子供の頑張りをきちんと伝えられるようにしてあげましょう。
何よりも、子供の成長を一緒に見守ってくれている学校や先生、お友達の様子を知るチャンスです。
子供ともたくさん学校の話をして、新学期の成長に繋げてあげましょうね♪