炊きたてのつやつやのご飯って、とてもおいしいですよね。我が家は、子どもたちもご飯が大好きなので、朝食も和食で完全にライス派です。
そんな食事に欠かせないご飯なのですが、一回で食べきれなかったときに保温していると、なんだか少し臭いがする気がして、不安になってしまったことはありませんか?
私はあります!そう、それは去年の夏休みの出来事でした。
朝食のあとに、お昼にまた食べるから…と思って、そのままご飯をジャーで保温しておいた時の事。昼過ぎに開けたときに、なんだかいつもと違うイヤ〜な臭いがしたんです。
暑さのせいかとおもったのですが、調べてみると、ご飯の保温には実は限界があるってことがわかりました。
せっかく炊いたご飯をいつまでもおいしく食べることができるように、ジャーでの保温の時間や、正しい保温方法をまとめてみましたので、皆さんもぜひ参考にしてみて下さい♪
目次
ご飯を保温しておける限界の時間は?
そもそも、ご飯を保温しておける時間に限界はあるの??って思いますよね。さっきも言いましたが、はい、実はあるんですよ(^^;;
我が家にある炊飯ジャーの説明書をチェックしてみると。。。
炊いたあと24時間以上は放置しないように!
と、しっかり書かれていました。我が家の炊飯ジャーだと、24時間が限界なんでしょうね。。。
ただ、この限界時間には使用しているジャーによっても違いがあるようです。。。
マイコン式のジャーだと、12時間が限界だということもわかりました。お使いの機種によって時間が異なるので、一度取扱説明書を見て確認してみるのも良いですね。
(参考)
炊飯器の種類 | 食べられる目安 |
一般的なモデル | 12時間~24時間 |
保温機能に優れたモデル | 40時間 |
保温は5-6時間までが美味しく食べれる
ただ、ここで注意してほしいポイントがあります!
- 保温できる時間とおいしく食べられる時間は違う。
我が家の炊飯器では、24時間保温可能ですが、一晩保温しておいたご飯の様子は、炊き立ての状態とは全く違います!!
実際に朝炊いたご飯を、そのまま夕方食べようと思ってジャーを開けると、炊き立てのツヤはなくなり、少し黄ばんでパサついたご飯になってしまっていました。
24時間保温可能というのは、腐らずに安全に保温していられる時間って事なんですね。保温は24時間可能でも、おいしく食べられる保温時間はもっと短いのです。。。
- 5~6時間
この時間内であれば、比較的パサつかず色もきれいな状態で食べることができます。
もちろん、使用しているジャーの機能や、ご飯の種類、保温の環境によって、多少の差がありますが、ご飯を美味しく食べたいと思ったら、保温は5~6時間にしたほうが良いですよ!
ご飯を美味しく食べるためには?
ご飯を美味しく食べるためには、やっぱり炊きたてが一番ですよね。
でも、毎回ご飯を炊いて、炊きたてを食べられるという人は少ないですよね。うちの主人が仕事遅く帰ってきて、よく愚痴ってました。。。
保温した状態でも美味しく食べるためには、おさえておくべきポイントがあります!
- お米の状態
- お米の研ぎ方
- ご飯を中央に集めておく
- 内釜は綺麗に保つ
お米の状態は、精米したてのお米や新米を使うと、保温しておいても黄ばみや臭いが抑えられますよ。
また、研ぎ方ですが、
お米は精米してあっても、お米の表面にはヌカという成分が残っています。そしてこのヌカが保温した時の黄ばみや臭いの原因になっています。
しっかりと研いでから炊くことで、ヌカを落とすことができるので、保温していてもおいしい状態をキープできます。
他にも、保温するときにはご飯を中央に集めて、しゃもじはジャーに入れっぱなしにしないようにしましょう。
内釜に汚れがついていると、保温中に菌が繁殖して味を落とす原因になります。内釜はきれいに保つことはとても重要ですよ!
他にも内釜のコーティングの剥がれにも要注意!
わかっちゃいるけど、どうお手入れすれば良いのかわからない!って人が多いんですよね(^_^;) 私の友人もまさにそんな一人でした!
実は内釜の補修は簡単なんです!詳しくは「炊飯器の内釜がはがれてる!買い替えせずに補修する方法は」の記事にまとめていますので、内釜の剥がれを見つけたらぜひ読んでみて下さい✨
長時間保温されたご飯はどうなる?
長時間保温されたご飯は、どのような変化を遂げるか知らない人も多いですよね。まあ、私も最初は知りませんでしたけど。^^;
ご飯は長時間保温すると、水分が飛んでしまい、パサパサになったり、色が黄ばんでしまったり、においにも変化が起こります。
保温状態が悪かったり、不衛生な状態で保温していたりした場合には、腐ってしまうというリスクもあります。
正しく保温していても、長時間保温されると劣化が進んでいくので、早めに食べてしまうことがおすすめです。
どうしても保温したい場合
早く食べなくてはいけないと思っていても、どうしても保温したいときってありますよね。
どうしても長時間保温する日が多い場合には、保温機能に優れた炊飯ジャーを使うのもおすすめです。
最近では、保温機能に優れたモデルも登場しています。
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おいしいご飯が炊けて、長時間保温も可能なモデルであれば、ご飯を炊く回数も減らすことができて、手間も軽減できます。
ただ、注意したいのは長時間保温が出来るジャーであっても、節電のためだと思って途中で保温をオフにするのは絶対にやめましょう。
炊飯器は保温をオフにすることで、釜のなかの温度が下がってしまい、30℃から40℃まで低下してしまいます。
この30℃から40℃というのが、細菌が最も繁殖しやすい温度です。
途中で保温をオフしてしまうと、数時間でも細菌が繁殖してしまうので、絶対にやめましょうね。
炊飯器での保温に適してないモノがある
炊飯器での保温には、適しているモノと適していないモノがあります。
- 適しているモノ=白米
- 適していないモノ=古い米、調味料使用
炊飯器で保温に適しているのは、白米です。白米の中でも、新米や精米したてのモノが特に適しています。
反対に、適さないものは、古いお米や炊き込みご飯などの調味料を使用しているモノです。
古いお米を炊いた場合、保温すると黄ばみが早かったり、臭いが出やすかったりします。
調理したものを保温すると、白米よりも雑菌が繁殖しやすくなるだけでなく、ジャーの内ガマやパッキンに臭い移りや、劣化が生じやすいので止めておいたほうが良いですよ。
どうしても長時間保温したい場合には、ラップや保存袋、タッパーなどに入れて冷凍保存しましょう。
炊きたてのご飯は、すぐに冷凍することで、水分が蒸発するのを防ぎ、炊きたての状態をキープしやすくなります。
まとめ
おいしいご飯が食べたいと思っていても、一日に何回もご飯を炊くのが面倒な人も多いですよね。
炊くときに、少し工夫をしたり、保温の時間を気にしたりするだけで、美味しさをキープすることができるんですよ♪
もしジャーを買い替えるなら、ぜひ保温時間をチェックしてみて下さい!美味しさに大きな違いが出ることはわかってくれましたよね!(^_−)−☆
いつもで手軽においしいご飯を食べられるように、ジャーでの保温だけでなく、食べきれなかったご飯は早いうちに密封して冷凍保存することもオススメです。
栄養もたっぷりなご飯を、おいしく食べられるように、保温テクをうまく使い込んして下さいね♪
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