いよいよ保育園の運動会♪
子供の成長が見られる事を楽しみに、保育園の運動会を心待ちにしていたところ、ある一つの連絡が。。。
- 『保護者代表として挨拶をお願いします!』
いやぁ、本当に参りました。。。ただ、断るわけにもいかず、しぶしぶ受ける事に。。。T.T
いきなり代表として選ばれてしまうと、個々の準備が整わなかったり、文章を考えるのに苦戦したりしてしまいますよね。まさに私がそんな感じでした。
という事で、私のように急に保育園の運動会で保護者代表挨拶を任されて、どうしよう!と悩んでいるあなたの為に、挨拶の意識すべきポイントと例文について、私の体験を元に書き記していきたいと思います。
少しでもお役に立てる事があると思うので、最後まで読んで見てくださいね♪
目次
最優先で確認しておく事
挨拶の意識すべきポイントと例文を紹介する前に、まず確認しておくべき事があります。
あなたがお願いされたのが開会式なのか閉会式なのか!
運動会には必ず開会式と閉会式の挨拶があり、意識すべきポイントも例文も少し変わってきます。まず最初に、必ずチェックするようにして下さいね。
それでは、まずは開会式の挨拶について説明していきますね。
開会式の挨拶
開会式の挨拶をするときには、どのような点を意識したら良いのか、基本構成などをチェックしておきましょう。
私が任されたのは、開会式の挨拶だったので、その時の経験も合わせて紹介しますね。
意識するべきポイントは?
まず大切なことは、保育園児でも分かるような簡単な言葉を使った文章にするということです。
伝えたいことは沢山あると思います。
ただ、あれもこれも詰め込んでしまうと、子供たちには理解できなくなってしまったり、長くなってしまうと、集中できなくなってしまいます。
できるだけ短く分かりやすい文章にしましょう。
私が任されたときには、子供たちがそわそわしている印象が強くありました。いつもと違った環境だったり、親を見つけてしまって泣いてしまっている子もいました。
そんな状態で、長々と喋られても聞いてくれるわけがないですよね。^^;
できるだけ手短に分かりやすい話にすることが、保育園での運動会の挨拶にはとても大切だという事を、身にしみて感じた瞬間でした。
挨拶の基本構成は?
まずは「おはようございます」の挨拶を入れましょう。
子供たちが「おはようございまーす!」と返事ができるように、少し間を開けてあげると良いでしょう。
このとき、恥ずかしがらずに元気に笑顔であいさつをすることが大切です。
恥ずかしさや緊張から普通のトーンで挨拶をしてしまった私は、返事が返ってこないのでシーンとしたちょっと寂しい空気感を漂わせてしまう事になりました。^^;
ただ、そこでめげずにもう一度、今度は笑顔で大きな声でやり直してみたところ、子供たちからお返しの「おはようございまーす!」が返ってきてました。
自分も救われましたし、その場の雰囲気もとても和やかな感じになったのを、よーく覚えています。
そのあとは、簡単に自己紹介をして、天気の事や子供たちへの応援メッセージを伝えましょう。
最後に、保護者や先生方へ向けた言葉を折り込むと、まとまりやすくなりますよ。
小さな子供が受け入れやすい挨拶のやり方は、保育園の先生の挨拶や喋り方を参考にしてみると良いですよ。
元気にゆっくりとした口調で話しているかと思います。
小さな声であったり早口だと、子供たちが聞き取れないので、余計そわそわと落ち着きのない状態になってしまいます。
運動会の前に幼稚園に行く機会があれば、ぜひ保育園の先生の挨拶や喋り方に注目してみてください。
子供たちの気を引く為に、パクれるものはパクりましょう♪
例文
それでは例文を一つ紹介しますね。何を隠そう、この例文は私が実際に使用した挨拶文です^o^
それではどうぞ!
おはようございます。(返事がしやすいように少し間を開ける)
〇〇組の○○母(父)です。
今日はお天気もよくて、運動会にぴったりの日ですね。
今日までみんなが頑張って練習してきたことを、思う存分発揮してください。
御来賓の皆様、保護者の皆様、本日は運動会にご参加いただき誠にありがとうございます。
また、園長先生をはじめ、先生方、日頃より子供たちの指導ありがとうございます。
この場を借りて御礼申し上げます。
本日は、子供の成長した姿を見られることを楽しみにしています。
ケガのないように、気をつけて頑張りましょう。
お話は、終わりにします。
どうですか?
子供に語りかける内容は、オリジナリティを出してもらうと良いかと思います。
一方で、来賓の方や先生、保護者の方に向けて話す内容は、礼儀を意識したないようにした方が良いですね。
うまく使い分けてみてください。
閉会式の挨拶
閉会式の挨拶についても、大筋は開会式の挨拶とほとんど変わりませんが、それでも最後の挨拶という位置付けですので、それなりのポイントがあります。
それでは説明していきますね。
意識するべきポイントは?
開会式の挨拶同様に、基本の考え方としては分かりやすい言葉選びが大切になってきます。
しかし開会式とは違って、運動会を精一杯やりきった状態なので、子供たちは疲れています。開会式以上に、集中力を欠いている可能性が高いので、よりシンプルで明確なメッセージにする事を意識しましょう。
また、勝ち負けにはあまり触れずに、全員にお疲れ様の気持ちを伝えた方が、子供たちの心にも気持ちが伝わりやすいと思います。
挨拶の基本構成は?
基本的には開会式と同じような構成で問題ありませんが、あいさつ、自己紹介をすませたら、子供たちをほめる言葉を必ず入れるようにしましょう。
ここでも、できるだけ分かりやすく褒めてあげることが大切です。そして、最後に保護者や先生などに感謝の言葉を伝えると良いですね。
例文
それでは、閉会式の例文も紹介しますね。
みなさん、こんにちは。(返事がしやすいように間を開ける)
○○組の○○の母(父)です。
今日は、最後まであきらめずに走る姿や、みんなで協力して演技をする姿に、とても感動しました。
見ている私たちも、元気をたくさんもらうことができました。
御来賓の皆様、保護者の皆様、最後までお付き合いいただき、また温かいご声援や拍手ありがとうございます。
先生方のご指導のおかげで、子供たちの素晴らしい成長を見ることができました。
準備も大変だったと思います。本当にありがとうございます。
今後も、子供たちの成長を楽しみにしていきたいと思います。
本日は素晴らしい運動会を見せていただき、ありがとうございました。
お話は終わりです。
これは結構ベーシックな閉会式の挨拶の例文ですが、実際に運動会を見た時に、自分自身が感じた事を感想として盛り込む事で、オリジナリティのある心に響く挨拶になるので、チャレンジしてみてください。
緊張を和らげる裏技 3つ
文章が決まっていても、たくさんの人の前に立って話をするときには、とても緊張してしまいますよね。
そこで私が実践している、緊張を和らげる裏技を3つ紹介しますので、ぜひ試してみてください。
1)深呼吸をする
意識して深呼吸をして呼吸を整えましょう。
呼吸が整うことで、緊張を和らげるといわれています。
特に緊張していると、息を吐くことが少なくなってしまうので、意識して息を吐き切るようにしましょう。
2)安心できる言葉を唱える
私のおすすめの方法はこれです。
「なんとかなる」「失敗しても大丈夫」など、自分で自分に対して安心できる言葉を唱えましょう。
失敗してはいけない、失敗したくないという気持ちが強いと、より緊張してしまうものです。
失敗することを恐れずに、今できる精いっぱいを出し切ることが大切です。
準備不足が気になったり、当日の雰囲気に負けそうになっても、自分で自分を安心させることが、一番緊張を和らげることができます。
3)イメージトレーニングをしておく
運動会で挨拶をすることが決まったら、少し前からイメージトレーニングをしておくと良いでしょう。
どのような場所に立って、どのような状況で挨拶をするのかというのをイメージしておくことで、当日落ちついた行動をとることができるでしょう。
イメージトレーニング中にも、緊張している自分をイメージしておくと、緊張してしまったときにどのように対応するかもイメージしやすいでしょう。
イメージトレーニングのポイントは、できるだけ具体的にイメージしておくことです。
まとめ
運動会で保護者代表になると、ドキドキしてしまったり、何を話したら良いのかわからなくなってしまうものです。
基本的な構成やポイントをしっかり整理しておく事が大切です。
- 出来るだけシンプルでわかりやすい内容にする
- 子供向け、大人向けをきちんと使い分ける
- 頑張った事を褒めてあげる
大人にとっては不安が募ることでも、子供にとったら、自分の親が挨拶をしているというのはとても自慢になることです。
我が子を応援するように、分かりやすい言葉で伝えてあげられるように意識して文章を考えましょう。
親子ともに、思い出に残る運動会になること間違いないですよ♪
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