姪の結婚式に招待されて、あんなに小さかった姪がもう結婚するのか・・・と親のような気持ちになっていたのもつかの間、ちょっと悩ましい問題が頭によぎりました。
それは、一体どんな服装で行けば良いの!?っていう事です。
やはり親族になるので、和装の方が良いのかと思ったものの、黒留袖、色留袖、訪問着など着物の種類も色々あって、どれを着たらよいのかもよくわからない状態です。
しかも、着物に縁がなかった私は、姪の結婚式に着て行けるような着物も持っていません。
このタイミングで一式揃えるべきか、レンタルで済ませるべきなのか、どちらがお得なのか、いろいろ調べてみました。
調べてみると、着物の事や和装のマナーなど色々わかってきたので、皆さんにもシェアしたいと思いますね♪
同じ悩みを抱えている人にとっては、結構役立つ記事になっていると思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい。それではいってみましょう!
目次
姪の結婚式で着る着物はコレ!
着物には、黒留袖、色留袖、訪問着とありますが、姪の結婚式で着る着物は、ズバリ コレでしょう!!
色留袖
私の結婚式にも、叔母や従姉妹が色留袖を着て出席してくれましたが、着物の色も華やかでとても場が華やかになったのを覚えています。
普段は元気いっぱいの叔母や従姉妹が、とても上品できれいに見えたのも印象的でした。
色留袖は、上半身が無地で裾に華やかな模様があるので、自分を主張しすぎずに上品な華やかさを出すことができます。
着物には、いろいろな種類がありますが、それぞれの着物に適した場面や年齢があります。
着物の種類と用途をしっかりと知ることで、TPOにマッチした装いが出来ますよ。
という事で、簡単に黒留袖、色留袖、訪問着の違いをご紹介しておきます。
色留袖
色留袖は、上半身は無地で、裾に金糸や銀糸を使った華やかな柄が描かれています。黒留袖の地の色が黒ではないものを色留袖といいます。
黒留袖よりも少しカジュアルになりますが、格式の高い着物の一つです。ピンクやパープル、グリーンなど淡いカラーを地の色に使っているものが多いです。
小物は金や銀で合わせます。
兄妹や姪や甥などの親族の結婚式などにぴったりの着物です。
黒留袖
黒留袖は、ミセスにとっての最上級の格式の着物です。
背中と両袖、両胸の5カ所に家紋が入っていて、白衿、金や銀の小物を合わせます。
黒留袖には袋帯を合わせて、正装となるので、式典などのかしこまった場面にも着て行くことができます。
子供の結婚式には、母親は黒留袖を着て出席するのが一般的です。
訪問着
訪問着とは、胸や肩、袖などの全体的に絵柄が入っていて、絵画のような華やかさのある着物です。
振袖の袖が短くなったようなイメージの着物で、パーティーや友人の結婚式などにも着て行くことができる着物です。
気軽に着れることが特徴ですが、留袖よりは格下になるものです。
色留袖を着るときのマナー
着物には洋服とは違って、着るときのマナーがあります。
帯や草履や小物なども、着物の種類や着て行く場所によってマッチするものが違うので、きちんとマナーを知っておくことが大切ですよ。
今回は、色留袖を着るときのマナーについて解説していきますね。
帯の選び方
着物の帯にはいろいろな種類があります。浴衣などに使う半幅帯や、カジュアルな装いのときに使う名古屋帯、振袖や留袖などの格式の高い着物に使われるのが袋帯です。
色留袖では、帯の中でも格式の高い袋帯を使って、お太鼓結びをするのが一般的
金糸や銀糸を使った柄が多く、とても華やかな雰囲気になります。
草履の選び方
色留袖を着るときには、草履は金や銀のものを選ぶと良いでしょう。
色留袖は、柄や帯に金糸や銀糸を使っているものが多く、金や銀の草履との相性がとても良いです。
特に結婚式などの華やかなシーンには、金や銀できらびやかな装いをすると、その場も華やかになるので喜ばれます。
小物の選び方
着物にあわせる小物は、色留袖では基本的には金や銀をベースに使っているものを選びましょう。
半衿については白の無地を使うのが一般的
正装の場合、半衿は白のシンプルなものを使います。
バッグは草履に合わせて、金や銀のものを選ぶと良いでしょう。
かんざしは、ワンポイントになるものなので、パールや宝石がさりげなくついているものを選ぶと良いでしょう。
さりげない華やかさが、上品な着こなしになります。
色留袖の立ち振る舞いのマナー
色留袖を着た時には、立ち振る舞いに注意して下さい。
洋服とは違った気の使い方が必要となるので、きれいな立ち振る舞いができるように、意識しておきましょう。
袖は乱れやすい
着物を着たときに注意したいのが、袖口です。
洋服のように袖口がつぼまっているわけではないので、少し手をあげただけで、袖が乱れてしまいます。
着物を着ている時には、腕が見えないように立ち振る舞うことがマナーです。
手を挙げるときや、腕を大きく動かすときには、反対の手で袖口を抑えたり、少しひじを曲げて、思いっきり腕を伸ばさないように注意しましょう。
帯にも要注意
帯は、少し引っかけてしまったり、椅子の背もたれに寄りかかっていると、崩れてしまいます。
後姿もきれいなままでいるためには、座っているときも姿勢を正して、帯を背もたれでつぶさないようにしましょう。
着物を着るならレンタルがおすすめ
着物を着るときに悩むのが、購入するかレンタルにするかという点です。
特に私のように着物を持っていない人にとっては、着物を購入するとなるとすべての小物も一緒に用意する必要があります。
購入すれば、自分のものとなるのでいつでも着物を着ることができますが、着付けの技術がないと、気軽に着ることができません。
タンスの肥やしになってしまうだけでなく、正しい保管をしなくてはシミや虫食いが出来てしまうので、保管にも気を使います。
その点レンタルであれば、自分にぴったりのサイズにはなりませんが、購入よりもお得な価格で、フルセットで用意することができます。
着物を普段着ない人であれば、着付けに必要な小道具もレンタルには含まれているので、何も持っていなくても気軽に着物を楽しむことができます。
着た後のクリーニングや保管の負担もないのもうれしい点です。
商品数はとても豊富で自分のお気に入りをしっかり選べる事と、わざわざ電話で連絡してくれてとても親切に教えてくれて非常に満足しました。
届いた色留袖もとても素敵で質も良く、また送料無料で本当にお得でした!✌︎(‘ω’✌︎ )
普段着物を着る習慣のない人は、レンタルで気に入った柄の着物を、必要な時にレンタルしたほうがその都度違ったものを着ることができるので、着物を着る楽しみも感じる事が出来ますね。
まとめ
姪の結婚式には、色留袖を着て参加するのが私のおすすめです。
可愛がっていた姪の結婚式を華やかに彩る事も出来ますし、上品で美しく見える事も、叔母として大切な事ではないでしょうか。
着物を持っていないという人も多いでしょうが、レンタルを利用することで、気軽に着物を楽しむことができますよ。
姪の結婚式に色留袖を着るときにも、レンタルを利用することで、好みの柄や色を選ぶことができます。
もちろん姪の結婚式にスーツなどで参加することマナー違反ではありません。でも、結婚式に着物を着ている人がいると、会場全体が華やかになり格式もアップする事は間違いありません。
せっかくの機会なので、華やかな着物を着て参加してみてはいかがでしょうか。
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