韓国ドラマにはまってから、すっかり韓国のトリコになってしまったのですが、韓国人の女性のお肌ってとてもきれいだと思いませんか。
色が白くて、透明感があって、キメも細かくて・・・
私もあんなお肌になりたい!と思って、いろいろ調べてみたのですが、気になったのが化粧水の保管方法です。
韓国では化粧水の冷蔵庫保管が当たり前だということを知って、驚きを隠せませんでした。
私の化粧水は一年中常温保管だったので、もしかしてこれが美肌のポイントなのか?とも思いましたが、ちょっと気になることが。
私の愛用している化粧水のパッケージには「高温多湿を避けて常温保管」という文字があります。
他にも、以前美容マニアの友達が、化粧水の冷蔵保管はだめ!と言っていたのも思い出しました。
日本と韓国の文化の差なのか、化粧水の種類の差なのか、いったい何が良いのかわからなくなってしまったので、徹底的に調べてみました。
調べてみると意外な結果が出てきたので、ぜひ美容に興味がある方はチェックしてみてください。
化粧水を冷蔵庫で保管すると良いってホント!?
化粧水の保管方法の違いで気になった冷蔵庫での保管。
化粧水を冷蔵庫で保管すると良いってホントなのでしょうか?
実は冷蔵庫で保管すると、
- 長持ちしない
- 浸透しにくくなる
- 結晶化して肌を傷つける
というリスクが考えられるんですって!
1)長持ちしない
まず長持ちしないというのは、日本で販売されている化粧水のほとんどが、常温での保管を前提に製造されているものです。
そのため冷蔵庫での保管をしていて、使うときに常温に戻されることで、激しい温度差を生み化粧水の効果を良くするどころか、劣化を速めてしまう可能性があります。
特に開封してあるものは、細菌が繁殖してしまう可能性があるので、急激な温度差には注意が必要です。
実は化粧水には賞味期限があるんです!!
詳しくは「化粧水に使用期限ってある?勿体ないからって使うと大変な事に!?」の記事にまとめていますのでどうぞ!
2)浸透しにくくなる
次に浸透しにくくなるという点です。
冷蔵庫で保管していた化粧水は、しっかり冷えているので使ったときのひんやり感で「毛穴が締まった!」と感じることがあるでしょう。
毛穴がしまると、お肌全体が引き締まって良い気がしますが、化粧水にとっては良い効果ではないんです。
毛穴が締まってしまうと、化粧水の入る入口がなくなってしまうので、化粧水のもつ美容成分などが浸透しにくくなってしまいます。
化粧水を使う前には、お肌をしっかり温めて毛穴を開いた状態にするほうが良いのです。
つまり、化粧水も常温で使ったり手のひらで温めてから使ったほうが、高い効果が期待できるでしょう。
3)結晶化してお肌を傷つける
そして最後に、結晶化してお肌を傷つけるという点ですが、冷蔵庫で冷やされた化粧水の状態を顕微鏡で見てみるとびっくりするぐらい結晶化しています。
これは美容成分などが冷やされて固まっている状態です。
結晶化された化粧水は常温にもどすと溶けますが、冷えたまま使うと、この結晶がお肌に触れて傷をつけてしまう可能性があります。
また、成分によっては結晶化したものを溶かすことで、成分に変化が起こってしまうものもあるので注意が必要です。
韓国では冷蔵庫保管が当たり前ってホント!?
化粧水を冷蔵庫で保管することのリスクはわかりましたが、では韓国ではなぜ冷蔵庫保管が当たり前なのでしょう。
実は、韓国では冷蔵庫といっても日本で一般的に使われているような食品用の冷蔵庫のほかに、コスメ専用の冷蔵庫がある家庭が多いんです。
食品用の冷蔵庫:3~5℃くらい
コスメ専用冷蔵庫:10℃くらい
この10℃くらいの温度が、化粧水を結晶化させずに良い状態で保てる秘密なのです。
そもそも韓国人の意識として
お肌を温めることは老化につながるというものがある
そのため日焼けに対しても注意深かったりお肌を冷やすことを重視しており、コスメ専用の冷蔵庫が主流となっているんですね。
実はコスメ専用冷蔵庫は、日本では電気屋さんなどで販売していないんです!
購入したい人は、韓国系の通販サイトや、楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトを利用すると良いですよ!
正しい保管方法とは?
コスメ専用冷蔵庫がない場合、正しい化粧水の保管方法を知っておく必要があります。
化粧水の正しい保管方法
高温多湿を避け
直射日光が当たらない場所に保存
つまり「冷暗所」です。
市販されているほとんどの化粧水のパッケージには同じ方法が記されていますよね。
家の中で適している場所といえば、鏡台の引き出しの中や、洗面台の引き出しの中などです。
ただし、湿度が高いお部屋だと、細菌の繁殖が進んでしまう
洗面所の湿度が高い人は、換気扇を使って上手に除湿したり、リビングなどの湿度が一定でお部屋の温度も一定になっている場所のほうが良いでしょう。
直射日光に当たることも避けたほうが良いです。
どうしても直射日光の当たる場所にしか保管できない場合には、光が直接当たらないように収納ボックスなどに入れて保管しましょう。
光と湿度の両方が気になるときには、湿気を逃しやすい木製のボックスを使うと良いでしょう。
お部屋によって湿度や温度には個人差がありますので、自分のお家の中の「冷暗所」を探しておきましょう。
まとめ
化粧水の保管は
- 冷蔵庫保管は専用冷蔵庫以外はNG
- 保管は冷暗所で常温
- 激しい温度差には注意
この3点が重要です。
せっかくお肌のために良い化粧水を使っていても、保管方法が間違えていると効果が発揮できないだけでなく、肌トラブルの原因にもなってしまいます。
パッケージに書いてある保管方法や使用方法をきちんと守って使うことで、その効果をしっかりと発揮できます。
上手に使って美肌を手に入れましょうね♪